パリパリキューの電気代とフィルター代|気になる維持費を徹底解剖

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パリパリキュー

生ゴミの臭いやゴミ出しの手間から解放してくれると人気の生ゴミ処理機「パリパリキュー」。購入を考えたとき、「便利そうだけど、買った後もお金がかかるんじゃない?」「毎月の電気代や、消耗品のフィルター代って、実際いくらなの?」といった、長期的な維持費(ランニングコスト)が気になりますよね。せっかく高いお金を出して買っても、維持費が高くて使わなくなってしまった…なんてことは避けたいものです。

この記事では、そんなあなたの疑問に答えるため、パリパリキューを使い続ける上でかかる「電気代」と「消耗品(フィルター)代」について、公式サイトの情報や第三者機関のデータ、実際の利用者の口コミを基に徹底解剖します!具体的な金額から、モデルや使い方による違い、そして年間のトータルコストのシミュレーションまで、この記事を読めば、パリパリキューのリアルな維持費がすべて分かります。ぜひ、納得のいく購入判断の参考にしてください。

パリパリキューの維持費、その内訳は「電気代」と「消耗品代」

パリパリキューを使い続ける上でかかる費用、つまり「維持費」は、主に2つの要素で構成されています。

  1. ① 毎回の運転にかかる「電気代」
  2. ② 定期的に交換が必要な「消耗品代」(主に脱臭フィルター)

この2つのコストが、長期的に見てどのくらいかかるのかを理解することが、パリパリキューのコストパフォーマンスを判断する上で非常に重要になります。次の章から、それぞれの費用について、具体的な金額を詳しく見ていきましょう。

①パリパリキューの電気代は本当に安い?【モデル・モード別で比較】

「毎日使うと電気代が高そう…」と心配になりますよね。ここでは、パリパリキューの電気代について、メーカーの公表値と実際のユーザーに近い実測データを比較します。モデルや運転モードによる違い、そして電気代を抑える賢い使い方まで、詳しく見ていきましょう。結論から言うと、自動停止機能のおかげで、思ったよりも安く済む可能性が高いようです。

大容量モデル(PPC-11)の電気代

1〜5人世帯向けの標準モデル「パリパリキュー(PPC-11)」は、定格消費電力が300Wです。このモデルには、処理するゴミの種類に応じて2つの運転モードが用意されています。

  • パリパリモード(乾燥しにくい標準ゴミ向け): 1回あたりの公式電気代は約28円〜45円とされています。
  • ソフトモード(野菜くずなど乾燥しやすいゴミ向け): 1回あたりの公式電気代は約16円〜23円です。

しかし、家電比較サイト「my-best.com」が実施したテストでは、実際の電気代はこれよりかなり安いという結果が出ています。具体的には、パリパリモードで約17円、ソフトモードで約12円という実測値が記録されています。

この差が生まれる理由は、島産業の特許技術である「Pシステム(自動停止機能)」にあります。この機能がゴミの乾燥状態を検知し、乾燥が完了した時点で自動的に運転を停止するため、無駄な電力消費が抑えられるのです。メーカーの公表値は、水分を最大量含んだゴミを処理した場合の「最大値」であり、実際の使用では、この実測値に近いコストになる可能性が高いと言えるでしょう。

コンパクトモデル(PCL-33)の電気代

1〜3人世帯向けのコンパクトモデル「パリパリキュー(PCL-33)」は、定格消費電力が150Wと、PPC-11の半分です。こちらもモードによって電気代が異なります。

  • 通常モード(9時間固定運転): 1回あたりの公式電気代は約27円です。
  • 節電モード(自動停止機能付き): 1回あたりの公式電気代は約13円〜17円とされています。

こちらも「my-best.com」の実測データがあり、通常モードで約17円、節電モードで約15円という結果でした。ここから分かるのは、PCL-33は通常モードでも予想以上に電力効率が良いこと、そして最も確実に電気代を抑えるには、ゴミの量に応じて自動で運転を停止する「節電モード」を積極的に利用することが推奨される、ということです。

参考サイト→シマ株式会社 パリパリキュー PPC-11の評判・口コミは?実際に使用してメリット・デメリットを徹底レビュー! | マイベスト

電気代を抑える賢い使い方

パリパリキューの電気代をさらに抑えるための賢い使い方があります。それは、本体に搭載されている「3時間後スタート予約機能」の活用です。多くの電力会社では、夜間の電気料金が割安になるプランを提供しています。この予約機能を使えば、電気代が安い深夜帯に自動で運転を開始させることができ、日中に運転するよりもコストを抑えることが可能です。実際に多くのユーザーがこの機能を活用しているようです。

②パリパリキューの消耗品はフィルターだけ?【価格と交換頻度】

維持費の中で、電気代と並んで重要なのが消耗品のコストです。パリパリキューで定期的に交換が必要なものは何か、その価格はいくらで、どのくらいの頻度で交換するのか。ここでは、最も重要な脱臭フィルターを中心に、消耗品について徹底解説します。

最も重要な消耗品:脱臭フィルター

パリパリキューの維持費において、最も重要な消耗品は、活性炭を利用した独自の「脱臭フィルター」です。このフィルターが乾燥中の不快な臭いを強力に抑制してくれるため、快適な使用環境のためには定期的な交換が不可欠です。

フィルターはモデルごとに専用品が用意されており、価格も異なります。

  • PPC-11用フィルター(PPC-11-AC33): 2個入りで、市場価格は約5,100円~6,900円程度。平均的な実売価格は約5,700円です。
  • PCL-33用フィルター(PCL-33-AC33): こちらも2個入りで、市場価格は約3,200円~4,300円程度。平均的な実売価格は約3,300円です。

これらのフィルターは、ヨドバシカメラやビックカメラなどの家電量販店や、Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングなどのオンラインストアで購入できます。

フィルターの交換頻度は?「4~9ヶ月」の謎を解明

メーカーが公表しているフィルター1個あたりの交換目安は「4〜9ヶ月」と、かなり幅があります。これは、フィルターの寿命が、ユーザーの利用状況(処理する生ゴミの種類と頻度)によって大きく変動するためです。

たとえば、魚や肉類、油分の多い残り物など、臭いの強いゴミを頻繁に処理する場合、フィルターは早く消耗し、交換サイクルは4ヶ月に近い短い期間になる可能性が高いです。

一方で、生ゴミのほとんどが野菜くずやお茶がらなど、比較的臭いの少ないものである場合、フィルターへの負荷は軽くなり、交換サイクルは9ヶ月に近い長期間に及ぶことも十分に考えられます。つまり、フィルターのコストは、ご自身の食生活や製品の使い方によって、ある程度コントロールできる「変動費」と捉えることができます。

(任意)バスケット用水切りネットのコスト

パリパリキューには、バスケットに被せて使う専用の水切りネットが付属していますが、これも消耗品です。しかし、これに関しては高価な純正品を買い続ける必要は全くありません

メーカーが推奨しているのは、空気の循環を妨げない「網状(メッシュタイプ)」のネットです。そして、これと同等の機能を持つネットが、100円ショップなどで非常に安価に販売されています。市販の排水口用メッシュタイプ水切りネットを利用することで、このコストは年間数百円程度に抑えることができ、実質的に無視できるレベルです。

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【年間いくら?】パリパリキューのトータル維持費をシミュレーション

それでは、電気代とフィルター代を合わせて、年間で実際にどのくらいの維持費がかかるのでしょうか?ここでは、使い方の異なる2つの家庭を例に、具体的な年間トータルコストをシミュレーションします。ご自身の使い方に近いモデルを参考にしてみてください。

ケース①:高頻度利用のファミリー世帯(PPC-11)の場合

4〜5人家族で、肉や魚を含む様々な生ゴミを毎日処理するような、高頻度利用のケースを想定します。モデルは大容量のPPC-11を使用します。

  • 年間電気代: 週6回(パリパリモード4回、ソフトモード2回)運転した場合、実測値に基づくと約4,560円
  • 年間フィルター代: 臭いの強いゴミが多いため、フィルター交換は5ヶ月ごとと想定すると、年間で約6,840円かかります。

このケースの推定年間総コストは、合計で約11,400円(月額約950円)となります。

ケース②:エコ志向の少人数世帯(PCL-33)の場合

1〜2人暮らしで、主に野菜くずなど臭いの少ないゴミを週3回程度処理する、エコ志向のケースを想定します。モデルはコンパクトなPCL-33を使用し、常に「節電モード」で運転します。

  • 年間電気代: 週3回(月12回)運転した場合、実測値に基づくと約2,160円
  • 年間フィルター代: 臭いの少ないゴミが中心なため、フィルター交換は8ヶ月ごとと想定すると、年間で約2,475円かかります。

このケースの推定年間総コストは、合計で約4,635円(月額約386円)となります。

(年間コスト比較表の挿入)

このシミュレーションから分かるように、パリパリキューの年間維持費は、使い方によって倍以上の差が出ます。

ユーザープロファイル モデル 利用頻度 年間電気代 年間フィルター代 年間総コスト
高頻度利用のファミリー世帯 PPC-11 週6回 約4,560円 約6,840円 約11,400円
エコ志向の少人数世帯 PCL-33 週3回 約2,160円 約2,475円 約4,635円

まとめ:パリパリキューの維持費を理解して、賢い選択を!

パリパリキューの維持費について、電気代と消耗品(フィルター)代を中心に徹底解剖しました。その結果、この製品の長期的な所有コストは、利用者の選択と工夫によって大きく変動する、透明性の高いものであることが分かりました。

電気代については、自動停止機能「Pシステム」の効果により、実際の運用コストはメーカーの公表する最大値よりも安くなる傾向にあり、非常に管理しやすいレベルに抑えることが可能です。そして、コストの大部分を占める脱臭フィルター代は、処理する生ゴミの種類に大きく依存するため、ご自身のライフスタイルに合わせてコストをある程度コントロールできます。

シミュレーションの結果、年間の総維持費は、エコな使い方をすれば約4,600円(月額約380円)から、ファミリー世帯で頻繁に使っても約11,400円(月額約950円)という範囲に収まることが見込まれます。この金額と、パリパリキューがもたらしてくれる「キッチンの不快な臭いやコバエからの解放」「ゴミ出しの手間と量の劇的な削減」という大きなメリットを天秤にかけることが、最終的な購入判断の鍵となります。

パリパリキューの維持費は決してゼロではありませんが、そのコストは透明性が高く、工夫次第で管理可能です。この記事の情報を参考に、ご自身の家庭にとって費用対効果の高い選択かどうかをじっくり検討してみてくださいね。

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